【準備が命】ホームページ制作の依頼前にやるべきこと

2021.12.09

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B!
【準備が命】ホームページ制作の依頼前にやるべきこと
  • ホームページ制作をしたいけど、どんな準備が必要なんだろう…
  • ホームページ制作を任されたけど、何から始めれば良いの?

本記事では、ホームページ制作を初めて外注する方向けに、実体験に基づいて、失敗しないための事前準備を解説しました

私は初めて Web 制作を外注した時、失敗した経験があります。その失敗を活かし、以降の Web 制作の外注は無事に成功。

Web 制作の勘所が全くわからなかった昔の自分が知りたかったことを、全力でまとめています。ホームページ制作の依頼で頭を抱えている方、必見です!

ホームページ制作は事前準備が全て

ホームページ制作を依頼するとき、Web 制作会社を探すことから始めていませんか?

それよりも遥かに重要なことがあります。それは、ホームページ制作の事前準備です。

なぜなら、要望を正しく Web 制作会社に伝えられないと、イメージとはほど遠いホームページになりえるからです。

だからこそ、依頼側の事前準備がホームページの "全て" と、本メディアでは強調しています。

事前準備を怠ると、どうなるのか?

ホームページの事前準備を怠ると、以下のような悲惨な末路を辿ります

  • 手戻りが積み重なり、コミュニケーションコストが膨大に…
  • ホームページは公開できたものの、社内での運用ができずに、外注することに…
  • ゴールイメージと異なり、トラブル続出…
  • etc…

ホームページは道を踏み外すと、リカバリーするのが大変です。だからこそ、事前準備でホームページの要件をしっかり擦り合わせましょう。

ホームページ制作の事前準備

ホームページ制作で事前準備すべきことは、以下6つです。

  1. 目的
  2. ターゲット
  3. デザインのイメージ
  4. 運用フロー
  5. ワイヤーフレーム
  6. 納期・予算

それぞれ順番に解説します。

1. 目的

最初に、ホームページ制作の目的を言語化しましょう。以下、ホームページ制作の目的でよくある例です。

  • 会社案内
  • 採用活動
  • Web 集客
  • 商材の宣伝や販売
  • etc…

ホームページの目的は、全ての根幹です。必要な情報、ページ構成、デザイン(レイアウト・見た目・素材)など様々な判断軸になります。制作途中で目的が変わると、どんでん返しになる恐れも…。

だからこそ、最初にホームページの目的を整理してください!

ホームページをリニューアルする場合は、現状の課題を整理していくと、目的が浮き彫りになりやすいです。

2. ターゲット

続いて、ホームページのターゲットを明確にしましょう。以下、一例です。

  • 20 ~ 30 代
  • 男性
  • アウトドアが好き

ターゲットを絞ることで、ニーズを満たす情報やデザインの確度が高まります。ホームページの目的と同様に様々な判断軸になるため、必ず言語化しましょう!

3. デザインのイメージ

ホームページの目的とターゲットをもとに、理想的なデザインをザックリで良いのでイメージしておきましょう。予めデザインをイメージする目的は、Web 制作会社が提示するデザインと自社の好みで大きな乖離が生まれないようにするためです。

デザイン周りで揉めると、コミュニケーションコストが膨大になり、お互い本当にシンドいです。そのため、事前にデザインをイメージし、Web 制作会社に伝え、余計な衝突を避けるようにしましょう。

とはいえ、無の状態からデザインをイメージしようとすると、大変はなず。

そこで、オススメなのが Pinterest(読み方:ピンタレスト)や Google 検索などで

  • 好みのデザイン
  • 避けたいデザイン

を探して、仕分けすることです。

感覚で、デザインにおける良し悪しの雰囲気が掴めます。そこから着想を得て、理想的なデザインイメージを言語化すると良いでしょう。

デザインイメージの言語化が難しい場合は、デザインの良し悪しを選別する作業だけでもやっておくと、良いでしょう。 好みのデザインと避けたいデザインを Web 制作会社に共有するだけでも、デザインのズレは抑えられます

4. 運用フロー

ホームページは公開よりも運用が重要です。そして、運用フローを「内製化」or「外注にお任せ」で、ホームページ制作の手段が変わります

ホームページ制作後に「運用フローがうまくいかないから、どうにかしてほしい」となっても、手遅れになりえます

特に、ホームページの運用(Web ページの編集など)を内製化したい場合は、専門知識がなくでも運用できる仕組みにしなくてはいけません

だからこそ、運用フローも必ず整理しましょう。

5. ワイヤーフレーム

最後に、ワイヤーフレームを作りましょう。ワイヤーフレームとは、ザックリとしてレイアウトの設計図です

https://coosy.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/article06_img_ph01.png 出典:失敗しないワイヤーフレームの作り方とは?Web制作に欠かせない4つのポイント | 東京のWeb制作会社 クーシー(COOSY)

大変な作業になりますが、ワイヤーフレームを作ることで、ホームページの質が確実に高まります。理由は以下3つです。

  • ワイヤーフレームの作成過程で、ホームページの解像度が自然と高まる
  • イメージに近いホームページが完成する
  • ワイヤーフレームをベースに議論するため、コミュニケーションコストが減る

ワイヤーフレームの無料作成ツールは様々なものがありますが、手書きでも大丈夫です。Web 制作会社に依頼する前に、ワイヤーフレームを共有することを強くオススメします。

6. 納期・予算

納期と予算によって、ホームページ制作の手段が変わるため、決めておくと良いでしょう。

おわりに

以上になります。以下、ホームページ制作における事前準備のまとめです。

  1. 目的
  2. ターゲット
  3. デザインのイメージ
  4. 運用フロー
  5. ワイヤーフレーム
  6. 納期・予算

ホームページ制作は依頼前の準備が "全て" です。ホームページ制作の担当者が、私と同じ轍を踏まないことを願っています。

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